河村勇輝の年収は1億円超!年俸、試合出場給、勝利給、スポンサー収入を徹底調査!

河村勇輝 年収

NBAの名門メンフィス・グリズリーズとツーウェイ契約を結んだ河村勇輝選手は、日本人として4人目のNBAデビューを果たし、その実力は国際的にも高く評価されています。

そんな彼の年収は、Bリーグの横浜ビー・コルセアーズ所属時代から推定1億円を超えると言われており、日本でもトップクラスの収入を誇ります。

河村勇輝選手の年収の内訳には、基本の年俸に加え、試合ごとの出場給や勝利給、さらに、多くのスポンサー収入が含まれています。

楽天、アシックス、サン・クロレラジャパンといった大手企業とのスポンサー契約は、河村勇輝選手の価値を物語っており、企業からの支援が彼の成長を後押ししてきました。

本記事では、河村勇輝選手の年収に迫り、Bリーグでの推定年俸や試合出場給、勝利給といった収入源の詳細、さらにはスポンサー収入までを徹底解説していきます。

この記事を読むことで、河村勇輝選手の収入の仕組みが理解できるようになるでしょう。

NBA挑戦を続ける彼の収入とキャリアの軌跡に興味がある方は、ぜひ最後までご覧ください。

河村勇輝の年収は1億円超!

河村勇輝画像引用元:THE ANSWER

2024年10月20日、NBAのメンフィス・グリズリーズとツーウェイ契約を結んだことが発表された河村勇輝選手。

彼の年収は、2023-2024シーズンに所属していたBリーグの横浜ビー・コルセアーズで、1億円を超えていたとされています。

河村勇輝選手の具体的な収入源は以下の通りです。

河村勇輝

河村勇輝選手の収入内訳にある、年俸・試合出場給・勝利給・スポンサー料、それぞれを確認しながら、Bリーグ時代の年収を詳しく見ていきましょう。

河村勇輝の年俸はいくら?

Bリーグの年俸とは、選手が所属チームと契約して定められる、1年単位で固定された給与のことです。

河村勇輝選手は2023年に横浜ビー・コルセアーズと3年契約を結んでおり、推定年俸は1億円と報道されています。

バスケットボール男子Bリーグ1部(B1)の横浜ビー・コルセアーズは14日、河村勇輝(22)と来季以降の3年契約を結んでいたことを明らかにした。金額は非公表だが、1年1億円規模とみられる。

引用:日刊スポーツ

河村勇輝の試合出場給はいくら?

Bリーグには、試合に出場するごとにもらえる「試合出場給」というものがあります。

1試合での上限は5万円と定められており、選手によってその金額は変動しますが、河村勇輝選手は最大額の5万円を受け取っていると推測されます。

横浜ビー・コルセアーズの公式サイトを確認すると、河村勇輝選手の2023-2024シーズンの試合出場回数は56回とのデータがありました。

したがって、河村勇輝選手は56試合に出場し、1試合あたり5万円を得ているため、試合出場給の総額は280万円にのぼります。

河村勇輝の勝利給はいくら?

勝利給とは、勝利した試合数に応じて支給される給料のことです。

こちらの金額は上限8万円と定められていますが、河村勇輝選手の勝利貢献度を考えると最大額8万円が支給されていると推測されます。

2023-2024シーズン、横浜ビー・コルセアーズの勝利数は24でした。

したがって、河村勇輝選手が出場した試合の勝利数は24で、1試合あたり8万円を得ているため、勝利給の総額は192万円にのぼります。

河村勇輝のスポンサー収入はいくら?

プロスポーツ選手の多くは企業とスポンサー契約を結んでおり、スポンサー料は年俸の次に大きな収入源となっています。

河村勇輝選手がスポンサー契約を結んでいる企業は以下の通りです。

・楽天株式会社:2020年11月に楽天株式会社と初めてのスポンサー契約を結びました。この契約は、大学生時代から続いており、河村勇輝選手のキャリア構築を支援することを目的としています。楽天は多くのスポーツ選手を支援しており、河村勇輝選手のブランディング活動やプロモーションにも関与しています。

・日本シグマックス株式会社(ザムスト):2021年4月に、日本シグマックス株式会社が展開するスポーツ向けサポート・ケア製品ブランド「ザムスト」とスポンサー契約を締結しました。ザムストは河村勇輝選手に怪我予防やパフォーマンス向上のための製品を提供しており、特注のパッド付きスパッツなども含まれています。

・サン・クロレラジャパン株式会社:2021年4月に、サン・クロレラジャパン株式会社とスポンサー契約を結びました。この健康食品会社は河村勇輝選手の栄養面でのサポートを行っており、特に学生時代からの支援が強調されています。

・アシックス:河村勇輝選手はアシックスもアドバイザリースタッフ契約を結んでおり、同社のバスケットボールシューズや関連商品を使用しています。アシックスは河村勇輝選手のパフォーマンスを支えるために特別に設計されたシューズを提供しており、そのデザインや機能性が高く評価されています。

・アデリー:河村勇輝選手はアデリーともとも関係を持ち、同社のCMにも出演しています。アデリーは彼の挑戦を応援する姿勢を示しており、イベントなどでのサポートも行っています。

また、これらの企業以外にも、明治(ザバス)や、ジョージアのCMにも出演していることが分かっており、少なくとも7社とのスポンサー契約が結ばれています。

河村勇輝画像引用元:Rakuten

スポンサー収入については、具体的な金額は公開されていません。しかし、一般的に、人気選手や実績のある選手は高額なスポンサー契約を結ぶ傾向があり、河村勇輝選手もその例に漏れません。

それぞれのスポンサー料は各企業との契約内容や彼自身の人気度によって変動しますが、現在のところは1社あたり500万円以上と見込まれています

このことから、河村勇輝選手は7社とスポンサー契約をし、1社あたり500万円のスポンサー料を得ることとなるため、スポンサー収入の総額は3500万円にのぼります。

ここまで算出した河村勇輝選手の収入内訳は以下の通りです。

  • 年俸1億円
  • 試合出場給280万円
  • 勝利給192万円
  • スポンサー料3500万円

これらを合計すると、河村勇輝選手の推定年収はおよそ1億3972円となります

河村勇輝の年俸推移は?

河村勇輝画像引用元:B.LEAGUE

ここでは、河村勇輝選手の年俸推移を解説していきます。

まずは、これまでの年俸を一覧にまとめましたので、ご覧ください。

シーズン 所属チーム 年俸額
2019-2020 三遠ネオフェニックス 0円
2020-2021 横浜ビー・コルセアーズ 0円
2021-2022 横浜ビー・コルセアーズ 0円
2022-2023 横浜ビー・コルセアーズ 460万円
2023-2024 横浜ビー・コルセアーズ 1億円
2024-2025 メンフィス・グリズリーズ 57万8576ドル(約8650万円)

河村勇輝選手の年俸は、Bリーグ時代からNBA契約までの間に大きく変動しています。

Bリーグデビューを果たした2019-2020シーズンの0円から始まり、2022-2023シーズンには460万円。さらに、2023-2024年シーズンには1億円に達しました。

また、NBAのメンフィス・グリズリーズとのツーウェイ契約では、57万8576ドル(約8650万円)が支払われるとされています。

それでは、河村勇輝選手のBリーグでの年俸と、NBAでの年俸を詳しく見ていきましょう。

Bリーグでの年俸

河村勇輝選手は、福岡第一高校在籍時の2019-2020シーズンに「三遠ネオフェニックス」と特別指定選手として契約

さらに、東海大学在籍中の2020-2021シーズンと2021-2022シーズンには「横浜ビー・コルセアーズ」と特別指定選手として契約を結んでいます。

特別指定選手契約とは、現役の高校生や大学生の有望選手に、個人の能力に応じた環境を提供することを目的とした制度です。

特別指定選手として契約を結ぶことで、高校生や大学生であってもBリーグの試合に出場できるというメリットがある一方、学校の部活に所属している選手は「アマチュア契約」となり、年俸は支払われません

そのため、学生時代の河村勇輝選手がプレーした、2019-2022の年俸は0円となります。

その後、2022年3月に東海大学中退を決意した河村勇輝選手は、2022-2023シーズンから横浜ビー・コルセアーズと「プロ契約」を結びました。

Bリーグの規定によると、B1リーグにおける新人選手の年俸上限は460万円と定められているため、プロ契約1年目の河村勇輝選手は、年俸上限の460万円で契約したと推測されます。

そして、翌シーズンには横浜ビー・コルセアーズと3年契約を結んだ河村勇輝選手。

Bリーグ選手の年俸は原則非公開とされていますが、その年俸は推定1億円だと報じられています。

NBAでの年俸

2024年7月、河村勇輝選手は、NBAに所属するメンフィス・グリズリーズとの“エグジビット10”契約に合意し、トレーニングキャンプに参加しました。

エグジビット10契約とは、最低年俸・無保証での契約でシーズン開幕前にキャンプに参加し、ツーウェイ契約に切り替えることが可能となる契約内容です。

シーズン開幕前のプレシーズンゲームの全5試合に出場した河村勇輝選手は、試合平均15.1分の出場時間で3.4得点、4.2アシストを記録するなど、チームへのアピールに成功。

当初は、Gリーグ(NBAの下部組織として機能する育成リーグ)のチームと契約するとみられていましたが、プレシーズンゲームでのアピールが高く評価され、メンフィス・グリズリーズとの“ツーウェイ契約”に昇格となりました。

河村勇輝選手が結んだNBAのツーウェイ契約とは、基本的にGリーグ(NBAの下部組織として機能する育成リーグ)でプレーしながら、レギュラーシーズン中に最大50試合までNBAの試合に出場できるという契約のことで、その年俸は、一律NBAのミニマムサラリー(最低年俸)の半分とされています。

2024-2025シーズンの場合、ミニマムサラリーが115万7153ドル(約1億7300万円)であるため、ツーウエイ契約選手のサラリーはその半分となる、57万8576ドル(約8650万円)です。

今季の活躍により、もしも河村勇輝選手の契約が「ツーウェイ契約」から「NBA本契約」に切り替わることがあれば、年俸も大幅に増額されることが見込まれます。

しかし、プレーで結果を残せなければ、そこに待っているのは「Gリーグ契約」に降格という厳しい現実です。

今後、河村勇輝選手の「NBA本契約」に期待が高まります。

河村勇輝の年収が1億円を超えた理由は?

河村勇輝画像引用元:Sportiva

河村勇輝選手の年収が1億円を超えた理由には、彼の優れた競技成績、チームへの貢献、そして市場価値の上昇が考えられます。

なぜなら、これらの評価が反映されるのが、前述した、年俸や試合出場給、勝利給、スポンサー料だからです。

その中でも、年収の大部分を占める“年俸”が急上昇したのは、プロ1年目となった2022-2023シーズンの活躍が挙げられます。

このシーズン、横浜ビー・コルセアーズの主力選手としてコートに立った河村勇輝選手は、Bリーグ史上初の新人王とMVPの同時受賞。その市場価値を一気に高めました。

河村勇輝選手の、2022-2023シーズンにおける受賞は以下の通りです。

  • レギュラーシーズンMVP
  • レギュラーシーズンベストファイブ
  • 新人賞
  • アシスト王
  • レギュラーシーズン最優秀インプレッシブ選手
  • 月間MVP(12月)
  • オールスター

この活躍を受け、2022-2023シーズン後には、河村勇輝選手の争奪戦が繰り広げられることとなります。

彼のもとには8クラブからの獲得オファーが届き、その中には2億円規模の提示もあったようです。

そして、これらの獲得オファーの中から河村勇輝選手が選択したのは、横浜ビー・コルセアーズへの残留でした。

契約の金額は非公開とされていますが、1年1億円規模だと報じられています。

河村勇輝選手は、横浜ビー・コルセアーズへの残留を決断した当時の心境を次のように語っています。

「他チームに移籍する選択肢もあったが、(チャンピオンシップ敗退の)悔しさや反省を生かして強いモチベーションを持って臨めるのはビー・コルセアーズしかないと思った」

引用:日刊スポーツ

金銭面ではなくチームと自身の成長を最優先とした河村勇輝選手。

れでも、彼の実力と人気を反映した年収は、1億円超えという結果をもたらしています。

河村勇輝の年収に世間の反応は?

河村勇輝画像引用元:BASKET COUNT

河村勇輝選手の年収に対する世間の反応を、Xに投稿されたコメントで見ていきましょう

まず多かったのは、2億円の獲得オファーを断り、1年1億円規模といわれる契約で横浜ビー・コルセアーズ残留を決めたことに対するコメントです。

これには、「プレーだけでなく心意気もかっこ良すぎ」という声や、「自己ブランディング力が高い」との声があがっています。

また、河村勇輝選手の年俸が1億円を超えたことにより、バスケで億稼げるってなってる事が素晴らしい!」今の若い世代が日本でバスケをやっていく夢も広がる」といった、バスケ界の将来に繋がるとの声が見られました。

Bリーグの平均年収が、およそ1300万といわれているなか、1億円を超えるといわれる河村勇輝選手の年収は、バスケットボール界に大きなインパクトを与えたようです。

まとめ

今回は、1億円を超えると言われている河村勇輝選手の年収について徹底調査してきました。

この記事でのまとめは、以下の通りです。

  • 年収:河村勇輝選手の年収(年俸、試合出場給、勝利給、スポンサー料)は、横浜ビー・コルセアーズ時代に1億円を超えていたと推測される
  • 年俸:2023年に横浜ビー・コルセアーズと3年契約を結んだ際の推定年俸は1億円
  • 試合出場給:2023-2024シーズンは、56試合×5万円で280万円
  • 勝利給:2023-2024シーズンは、24勝×8万円で192万円
  • スポンサー収入:7社×500万円で3500万円
  • 年俸推移:2019-2022シーズン0円(特別指定選手契約のため)→2022-2023シーズン460万円(横浜ビー・コルセアーズ)→2023-2024シーズン1億円(横浜ビー・コルセアーズ)→2024-2025シーズン約8650万円(メンフィス・グリズリーズ)
  • 年俸が1億円を超えた理由:優れた競技成績、チームへの貢献、市場価値の上昇が年俸に反映された。特に、2022-2023シーズンにおける新人王とMVPの同時受賞などの活躍は、市場価値を急上昇させた
  • 年収に対する世間の反応:「バスケで億稼げるってなってる事が素晴らしい!」、今の若い世代が日本でバスケをやっていく夢も広がる」といった、バスケ界の将来に繋がるという声が見られた

Bリーグ時代に1億円を超える年収を獲得していた河村勇輝選手。

今後、NBAでの“本契約”を勝ち取って、日本バスケ界を牽引する存在になっていくことでしょう。