サンフレッチェ広島の大迫敬介選手と、ヴィッセル神戸の大迫勇也選手は、どちらも鹿児島県出身のプロサッカー選手であることから、兄弟ではないかという噂が広まっています。
大迫敬介選手は、3兄弟の次男として生まれ、家族のサポートを受けながら「プロサッカー選手になる」という夢を叶えました。
家族の存在は、彼のサッカーキャリアに大きな影響をもたらしたようです。
今回は「大迫敬介選手と大迫勇也選手が兄弟ではないか」という噂を解明するとともに、大迫敬介選手の家族構成を深く掘り下げていきます。
両親や兄弟が、彼のサッカーキャリアにどのような影響を与えてきたのかも解説していくので、ぜひ最後まで読んでみてください。
この記事を読むことで、大迫敬介選手と家族との絆が、より鮮明に見えてくるでしょう。
Contents
大迫敬介と大迫勇也は兄弟ではない!
この投稿をInstagramで見る
大迫敬介選手と大迫勇也選手(ヴィッセル神戸)が兄弟という噂がありますが、これは全くのデマ。ふたりは兄弟ではありません。
「大迫」、「鹿児島出身」、「サッカー日本代表」と、ふたりには共通したキーワードがあるため、兄弟だと誤解されることも少なくないようです。
ただ、大迫敬介選手は、兄(絢一郎さん)と弟(昴さん)との3兄弟であることが公表されており、ここからも大迫勇也選手と兄弟ではないことがわかります。
誕生日おめでとう。
三兄弟それぞれチャレンジし続けよう。 pic.twitter.com/yeA8KPYh9O— 大迫|OSAKO (@tsukuba2020sako) July 28, 2020
とはいえ、同じ苗字、同郷で、同時期に日本代表に選出された選手は、他に見当たりません。
やはり、大迫敬介選手にとって、特別ともいえる大迫勇也選手の存在は大きな刺激になっていたようです。
「同じ大迫。同じ鹿児島県出身。代表という地で一緒にサッカーをする日が来るとは。。 次は同じピッチに立てるように頑張ります」
引用:ゲキサカ
激戦区と言われる日本代表の正守護神争いを勝ち抜き、「大迫半端ないって」と言われる活躍を見せてくれることを期待しましょう。
大迫敬介は三兄弟の5人家族
画像引用元:THE DIGEST
大迫敬介選手の家族構成は以下の通りです。
- 父親:大迫哲郎さん
- 母親:(名前非公開)
- 長男:大迫絢一郎さん
- 次男:大迫勇也選手
- 三男:大迫昴さん
大迫敬介選手の家族は、両親と兄、弟の5人家族です。
鹿児島県出水市出身の大迫敬介選手は、3人兄弟の次男として生まれ、小学校1年生のときにサッカーを始めました。
小学生時代から「プロになる」と宣言していた彼の行動はストイックそのもの。
炭酸飲料はいっさい飲まず、野菜は生のままかじっていたというエピソードがあります。
大迫敬介選手が本格的にゴールキーパーになったのは、小学2年生のころです。
練習から帰ると、真っ先にするのは道具の手入れ。キーパーグローブを洗い、スパイクを磨くことが日常の一部となっていました。
また、「将来は海外でプレーしたい」と考えていた大迫敬介選手が、両親に頼み込んで始めたのは英語の習い事。
さらに、父・哲郎さんに撮影してもらった、自身のプレー映像をスロー再生でチェックし、動作の一つ一つを確認していたそうです。
父・哲郎さんは「敬介がテレビを独占していたため、テレビはほとんど見れなかった」と、当時のことを振り返っています。
幼少期から、さまざまな家族のサポートを受けた大迫敬介選手は、2017年にサンフレッチェ広島とプロ契約を結び、小学生時代に掲げた「プロサッカー選手になる」という夢を叶えることとなりました。
この投稿をInstagramで見る
大迫敬介の両親はどんな人?
画像引用元:anan web
ここでは、大迫敬介選手の両親について深く掘り下げていきます。
スポーツ経験者の父親と母親が、どのようにして3人の兄弟を育ててきたのかに注目です。
大迫敬介の父親
大迫敬介選手の父親の名前は大迫哲郎さん。卓球経験があるスポーツマンです。
スポーツの厳しい世界で戦ってきた父親は、3人の息子たちに“人としての謙虚さ”を教え込んできました。
大迫敬介選手には、父から言われて印象に残っている言葉があるようです。
「『活躍したからと言って、調子に乗るな。天狗になるなよ』というのはよく言われますね」
「相手の立場になって考える」、「感謝の気持ちを忘れない」、「礼儀正しくある」。
父・哲郎さんは、人間性を重視した教育で、3人の息子たちを育ててきました。
年末恒例の蹴り納め⚽️
OSAKO家三兄弟も参加しました✨
30日午前は江内サッカー少年団…
昼からはフェリシドFC☘️
久々の仲間と会って楽しかった様です😀#江内サッカースポーツ少年団#フェリシドFC#大迫絢一郎#大迫敬介#大迫昴 pic.twitter.com/1YjDKm5u5m— SAKO DON✨サンフレッチェ広島#38→#1 (@5013osako) December 31, 2017
大迫敬介選手は、幼少期に加入していた「江内サッカースポーツ少年団」と「フェリジドFC」の練習に参加することを年末の恒例行事にし、お世話になった人たちへの感謝の気持ちを伝えてます。
大迫敬介の母親
大迫敬介選手の母親は剣道経験者です。名前など、その他の詳しい情報は公表されていません。
大迫敬介選手が過去に受けたインタビューをもとに母親の人物像をひも解いていくと、食事面から3兄弟の成長を支えていたことがわかりました。
大迫敬介選手にとって、おふくろの味は「唐揚げ」。
幼少期からサッカーをしていた3兄弟は、練習から帰ってくると、山盛りに積んである唐揚げを取り合うように頬張りました。
3兄弟それぞれが、20〜30個の唐揚げを食べ、5号の炊飯ジャー2個が一回の食事でなくなっていたといいます。
大迫敬介選手は、食事の面で苦労をかけたと当時を振り返りました。
「僕ら兄弟がみんなめちゃくちゃご飯を食べるので、おそらく料理については本当に大変だったんじゃないですかね。それでも満足いくまで食べさせてくれましたし、今思えばすごく有難いなと思います」
母親としてだけでなく、スポーツ経験者として“食の重要性”を理解していた母親は、栄養管理にかける労力を惜しまなかったのではないでしょうか。
大迫敬介の兄弟はどんな人?
画像引用元:SAKANOWA
ここでは、大迫敬介選手の兄弟についての情報を深く掘り下げていきます。
幼いころからサッカーを始めた兄と弟が、どのようなサッカー人生を歩んでいくのかに注目です。
兄・絢一郎さん
兄の名前は大迫絢一郎さん。年齢は大迫敬介選手より3歳年上です。
現在はスポーツトレーナーとして、アスリートの肉体作りをサポートしています。
この投稿をInstagramで見る
兄弟でプロサッカー選手になることを目指していた兄・絢一郎さんが、スポーツトレーナーを志したのは高校3年生のとき。
練習中に、右肘脱臼骨折や靱帯損傷などの大怪我をし、自身のサッカーキャリアを見つめ直すこととなります。
「敬介はどんどんはい上がっていくのに、自分には何の目的もない。何をしよるんやろか…」
引用:毎日新聞
入院中に自分と向き合い続けた、兄・絢一郎さんは、お見舞いにきてくれた大迫敬介選手と「日本を背負ってやろう。日本一の兄弟になろう」と、熱い約束をかわしました。
そして、兄・絢一郎さんは、アスレティックトレーナーを目指して専門学校への進学を決意します。
アスレティックトレーナーは、スポーツトレーナーの一種で、スポーツ選手の健康管理やケガの予防、リハビリなど、医療に関わる高度なケアを行うお仕事です。
兄・絢一郎さんは、2年間の猛勉強を経て、合格率10%以下と言われる「日本体育協会公認アスレティックトレーナー」の資格を取得しました。
僕の兄がアスレティックトレーナーの試験に合格しました🙌💯💮🎉
親元を離れる時、2人で約束をして別れました。
その、約束に1歩近づけたと思います。今日の結果は通過点ではありますが、大きな1歩だと思います。
これからも、約束を果たすために、
違う地だけど、頑張ろう💪💪✴ pic.twitter.com/dKQOTH4Tvs— 大迫 敬介 / Keisuke Osako (@keisuke_0728) December 6, 2016
ふたりで約束を交わした「兄弟で日本一になる」という夢に向かって、大迫兄弟の物語はこれからも続きます。
弟・昴さん
弟の名前は大迫昴さん。年齢は大迫敬介選手の2歳年下です。
鹿児島の家で雪が積もったので弟が雪だるま作ったらしい⛄❄
サンフレに染めたらしい(笑)
ありがたいけど、グローブ逆だな(笑) pic.twitter.com/X7DPuIPvoG— 大迫 敬介 / Keisuke Osako (@keisuke_0728) January 24, 2016
幼いころの弟・昴さんは、いつもふたりの兄と一緒に、近くの公園や小学校でボールを蹴っていたようです。
小学生時代は、兄・大迫敬介選手と同じ「江内サッカースポーツ少年団」でプレーし、その後は、地元にある鹿児島県立出水高校へと進学しています。
出水高校サッカー部は部員数が少なく、決して強豪校と呼べる学校ではありませんでしたが、弟・昴さんは、正確なロングフィードを武器とするディフェンダーとして活躍しました。
10月28日より開幕する高校サッカー選手権 鹿児島県大会⚽️
昴の高校最後の大会になります‼️
後悔しないように🤞…まずは、1回戦突破を目指そう👍#鹿児島県高校サッカー選手権大会#出水高校#敬介の弟#大迫昴 pic.twitter.com/XIeh0PbON1— SAKO DON✨サンフレッチェ広島#38→#1 (@5013osako) October 24, 2019
高校卒業後の進路はSNSなどでも公表されていませんが、ふたりの兄の背中を追いかけ、自分の夢に向かって進んでいるに違いありません。
大迫敬介のプロフィール
この投稿をInstagramで見る
大迫敬介選手の基本的なプロフィールは以下の通りです。
|
鹿児島県出水市に生まれた大迫敬介選手は、小学校1年生から本格的にサッカーを始めます。
中学生までを鹿児島県で過ごし、2015年にサンフレッチェ広島ユースに入団。
高校1年時からトップチームのキャンプに参加すると、高校2年生では正守護神として高円宮杯U-18サッカーリーグ プレミアリーグWESTの優勝に貢献。2017年3月、サンフレッチェ広島とプロ契約を交わしました。
2018年はプロ1年目でトップチームに昇格。2019年には正GK林卓人選手とのレギュラー争いを制し、レギュラーポジションを勝ちとりました。
2024年には、現役を引退した林卓人選手から“背番号1”を受け継いでいます。
日本代表での経歴
こちらは、大迫敬介選手の日本代表での経歴になります。
シーズン | 代表カテゴリー | 主な大会 |
2015年 | U-16日本代表 | ・インターナショナルドリームカップ ・平和祈念広島国際ユースサッカー ・デッレナツィオーニトーナメント |
2016年 | U-17日本代表 | ・サニックス杯国際ユースサッカー大会 |
2017年 | U-18日本代表 | ・コパ・デル・アトランティコ ・U19-Four Nations ・AFC U-19選手権2018・予選 |
2018年 | U-19日本代表 | ・AFC U-19選手権 |
2019年 | U-22日本代表 | ・キリンチャレンジカップ |
2019年 | 日本代表 | ・コパ・アメリカ ・EAFF E-1サッカー選手権 |
2020年 | U-23日本代表 | ・AFC U-23選手権 |
2021年 | U-24日本代表 | ・SAISON CARD CUP 2021 ・東京オリンピック 2020 |
2022年 | 日本代表 | ・EAFF E-1サッカー選手権 |
2023年 | 日本代表 | ・キリンチャレンジカップ |
2024年 | 日本代表 | ・北中米W杯アジア最終予選 |
大迫敬介選手は、2015年にU-16日本代表に選出されて以来、各カテゴリーの常連メンバーとして日本代表に選出されてきました。
2019年5月には、キリンチャレンジカップに臨む日本代表に初選出。同年6月に開催されたコパ・アメリカ初戦のチリ戦でA代表デビューを果たしました。
2024年8月、W杯アジア最終予選に臨む日本代表メンバーにも選出され、守護神としての活躍が期待されています。
まとめ
今回は「大迫敬介選手と大迫勇也選手が兄弟ではないか」という噂の解明とともに、大迫敬介選手の家族構成を深く掘り下げてきました。
この記事のまとめは以下のとおりです。
- 大迫勇也選手とは兄弟?:ふたりは兄弟ではない / 「大迫」「鹿児島出身」「サッカー日本代表」という共通したキーワードから広まった噂話
- 家族構成:父親、母親、長男、次男(大迫敬介選手)、三男の、5人家族
- 父親:大迫哲朗さん/ 卓球経験者 / 人間性を重視した教育で3兄弟を育ててきた
- 母親:名前非公開 / 剣道経験者 / 食事の面で3兄弟を支えてきた
- 兄:大迫絢一郎さん / 職業はスポーツトレーナー
- 弟:大迫昴さん / 鹿児島県立出水高等学校サッカー部に所属していた
大迫敬介選手は、兄と交わした「兄弟で日本一になる」という約束を果たすため、プロサッカー選手への道を一直線に駆け上がりました。
これからも家族の想いとともに、ワールドカップ出場や、欧州移籍など、さらに大きな夢を叶えていくことでしょう。