2024年6月13日、バイエルン・ミュンヘンが、日本代表の伊藤洋輝選手を4年契約で獲得したと発表しました。
バイエルン・ミュンヘンには福井太智選手も在籍しており、日本人に馴染みのある海外チームの一つです。
バイエルン・ミュンヘンと聞くと、ブンデスリーガの強豪というイメージですが、どのような特徴のチームでしょうか?
この記事では、バイエルン・ミュンヘンがどんなクラブか、なぜ伊藤洋輝選手を獲得したのかについて解説します。
Contents
バイエルン・ミュンヘンってどんなクラブ?
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バイエルン・ミュンヘンは、ドイツのバイエルン州ミュンヘンに本拠地を置くサッカークラブです。
1900年に設立され、それ以来一度も銀行から借金をしたことがないほど健全な運営が行われています。
ブンデスリーガの強豪クラブとして知られており、33回のリーグ優勝と20回の国内カップの獲得を誇ります。
また、UEFAチャンピオンズリーグも6回の優勝を記録しており、この記録はレアル・マドリード、ACミランに次いで3位です。
著名な選手としては、マヌエル・ノイアー、トーマス・ミュラー、ハリーケインなどの世界的スターも在籍しています。
移籍金約51億円で伊藤洋輝を獲得!
🚨移籍決定!🚨
伊藤洋輝のバイエルン加入が正式決定! 2028年夏までの4年契約を締結「ミュンヘンでの挑戦を楽しみにしている」https://t.co/CsAmlsQcU5🗣️編集部より
「日本代表DF伊藤洋輝のバイエルン移籍が正式に発表されました」— サッカーキング (@SoccerKingJP) June 13, 2024
2024年6月13日、バイエルン・ミュンヘンは、シュトゥットガルトから伊藤洋輝選手を完全移籍で獲得したことを発表しました。
契約期間は2028年6月30日までの4年です。
伊藤洋輝選手の移籍金は3,000万ユーロ(約51億円)、年俸は歴代日本人最高額の約10億円と言われています。
背番号は、過去にはドイツ代表のラームが身につけていた「21」であり、かなり期待されていると考えられます。
なぜバイエルンは伊藤洋輝を必要としたのか?
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伊藤洋輝選手を獲得した理由として、バイエルンのスポーツディレクター、マックス・エベールは以下のように答えています。
「我々は新たなエネルギーをもたらしてくれるハングリーな選手を求めていて、ヒロキは我々が望むすべてを持っている。彼は困難を受け入れ、それを克服し、道を歩み続ける選手だ。25歳の彼はすでに多くの経験を積んでおり、降格であろうとチャンピオンズリーグ出場のチャンスであろうと、プレッシャーに対処することができる。彼はすぐに我々にとって真の補強となるだろう」
引用元:サッカーダイジェスト
昨シーズン、バイエルンは首位の座をレバークーゼンに譲り、3位まで順位を落としてしまいました。
また、欧州チャンピオンズリーグのレアル・マドリード戦では、2戦合計で4失点で敗退し、守備陣の補強が課題となりました。
🆑コメント🆑
12季ぶりの無冠が確定…バイエルン指揮官がCL敗退に落胆「立ち直るのには時間がかかる」https://t.co/hy72AOqhFQ🗣️編集部より
「先制しながらも土壇場でレアルに逆転を許したバイエルン。トゥヘル監督は敗戦を悔やみつつ、失点直結のミスを犯したGKノイアーについても言及しました」— サッカーキング (@SoccerKingJP) May 8, 2024
そこで名前が挙がったのが伊藤洋輝選手です。
伊藤洋輝選手は、日本国内ではそれほど人気のある選手ではありませんが、ドイツではかなり評価が高い選手です。
高身長で、左足のキック精度が高く、アグレッシブな守備が魅力とされています。
バイエルンは守備力の強化を図るため、センターバックとサイドバックのいずれでも高レベルでプレーできる伊藤洋輝選手を選んだと推測できます。
また、伊藤洋輝選手の移籍はバイエルンの戦略的な意図が大きく影響しています。
伊藤洋輝選手が所属していたシュトゥットガルトは、2022-23シーズンには降格争いしていたにもかかわらず、昨シーズンには2位に浮上しました。
バイエルンは、ドイツのライバルクラブから主力選手を引き抜くことが多いクラブです。
他チームの戦力を落とす戦略として、今回引き抜きの対象になったのが伊藤洋輝選手と考えられます。
宇佐美貴史も過去に在籍していた名門バイエルン
バイエルンと聞くとどうしてもこれが出てしまう。
バイエルンは失敗だったけど、今の凄い頼れる宇佐美があるのもそのおかげ。 pic.twitter.com/NvVWYbVjIn
— かか#108979 (@Gamba7_Arsenal9) June 13, 2024
ドイツの名門であるバイエルン・ミュンヘンですが、現在ガンバ大阪に所属する宇佐美貴史選手も在籍していた過去があります。
2011年6月、19歳の宇佐美貴史選手が完全移籍のオプション付きで期限付き移籍したことが発表されました。
DFBポカール2回戦FCインゴルシュタット04戦では、移籍後初ゴールを挙げます。
また、欧州チャンピオンズリーグのグループリーグ最終戦マンチェスター・シティ戦では、CLに初出場し、日本人最年少CL出場を記録しました。
CL決勝のチェルシー戦では、日本人初のCL決勝ベンチ入りを果たしますが、出場できずチームもPK戦の末敗れてしまいました。
公式戦の出場はリーグ戦の3試合と国内カップ戦の1試合、CLの1試合とわずか5試合のみです。
結果、バイエルンは買取オプションを行使せず、1シーズンで退団しました。
サッカーファンのバイエルンに対するイメージは?
バイエルン強い強い
— ちんひな (@0107_komi2) September 17, 2024
まーじでバイエルンが強い
ヴィラ戦みたいな事故無かったら勝ち続けられるなこれは— Lewy (@UEC18_) October 6, 2024
冷静に考えて…バイエルンめっちゃおもしろいじゃん!!
— ✈どらがん★📞 (@toric1825) March 15, 2024
サッカーファンのバイエルンに対するイメージは以下のとおりです。
- とにかく強い
- 補強が上手い
- サッカーがおもしろい
- 堅実なイメージ
サッカーファンにとって、バイエルンは補強が上手い印象が強いです。
また、昨シーズンこそ順位を落としたものの、常に強いチームであり、CLで良い成績を残すイメージがあります。
来シーズンは伊藤洋輝選手も加入するので、優勝してほしいですね。
まとめ
この記事では、バイエルン・ミュンヘンがどんなクラブか、なぜ伊藤洋輝選手を獲得したのかについて解説しました。
今回、バイエルン・ミュンヘンについてわかったのは以下のとおりです。
- ドイツのバイエルン州ミュンヘンに本拠地を置くブンデスリーガの強豪
- 30回以上のリーグ優勝と20回の国内カップの獲得
- 伊藤洋輝選手が移籍金51億円で加入
- 守備力の強化を図るため、伊藤洋輝選手を補強した
- 宇佐美貴史選手が在籍していた過去もある
バイエルン・ミュンヘンは、国内外における多数のタイトルを獲得したドイツの名門チームです。
そんなチームに、伊藤洋輝選手が即戦力として加入するのは、同じ日本人として誇らしいですね。
伊藤洋輝選手の活躍を応援しましょう。