小久保玲央ブライアン選手は、ポルトガルのビッグクラブ、SLベンフィカに所属するプロサッカー選手です。
まだ記憶に新しい2024年5月4日。U-23アジアカップ決勝戦で見せた、アディショナルタイムでのPKストップで、一躍日本のヒーローとなりました。
今、日本で注目度No1のGK、小久保玲央ブライアン選手がどんな家庭環境で育ってきたのか気になりますよね。
「小久保玲央ブライアンは何人家族なの?」
「小久保玲央ブライアンはハーフ?国籍はどこ?」
「小久保玲央ブライアンに姉妹がいるのは本当なの?」
この記事では、サッカーファンが気になる、小久保玲央ブライアン選手の家族について深掘りしていきます。
小久保玲央ブライアン選手の、家族との絆を知ることで、今後の活躍がますます楽しみになるでしょう。
Contents
小久保玲央ブライアンの家族構成
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小久保玲央ブライアン選手は、6人家族です。
家族構成は、このようになっています。
- 父親(ナイジェリア人)
- 母親(日本人)
- 長女(5歳年上)
- 長男(小久保玲央ブライアン)
- 次女
- 三女
小久保玲央ブライアン選手は、父親と母親、そして3人の姉妹にかこまれて育ってきました。
父親の出身国のナイジェリアは、「子だくさんの大家族が多い」ことでも知られています。親を中心とした、愛情に溢れた家庭を築くことで、「家族の絆」を深めていくようです。
18歳でSLベンフィカへの移籍が決まった小久保玲央ブライアン選手は、ポルトガルでの新生活を始めた直後、両親の偉大さを痛感したと話しています。
「最初の数日は両親もリスボンへ来てくれていたのですが…1人になった途端に両親の偉大さを痛感したというか、『ずっと背中を押してくれていたんだ…』って。今は両親との些細な連絡一つでも大切にしていますし、オフになったらすぐに帰って家族と過ごしています。」
引用:東葛毎日新聞
家族の存在が、厳しい環境で挑戦を続ける小久保玲央ブライアン選手の、心の支えになっていたことがよくわかるエピソードですよね。
小久保玲央ブライアンはハーフ
小久保玲央ブライアン選手は、ナイジェリア人の父親と、日本人の母親のもとに生まれたハーフです。
日本で生まれ育ったこともあり、国籍は日本となります。
父親の母国ナイジェリアは、アフリカ最大の石油産出量と、天然ガス埋蔵量をほこる、天然資源に恵まれた国です。
また、ナイジェリア人は、明るく気さくな人が多く、あっという間に人と打ちとける人懐っこさがあるといいます。
ナイジェリア人のDNAを受け継いだ小久保玲央ブライアン選手も、明るい性格が持ち味のようで、U-23日本代表監督の大岩剛監督からは、チームのムードメーカーとしての役割も期待されています。
U-23日本代表で、ムードメーカーとしての役割を買って出た、小久保玲央ブライアン選手のおすすめは、「人狼ゲーム」。
みんなを集めて、ワイワイと楽しむことで、チーム内で高まる緊張感をやわらげているようです。
(人狼を)大人数でやるためにアプリで楽しむ。そのためには課金も惜しまない。「自分が課金してダウンロードしています。たくさん課金しています…みんなにちょっとそこをわかってほしい」。ボヤきつつも楽しみながら率先しているようだ。
引用:ゲキサカ
U-23アジアカップ決勝戦。試合終了のホイッスルが鳴る直前、ピッチ上で涙を流した小久保玲央ブライアン選手。
その涙の裏には、一体となって戦ってきた仲間たちへの感謝の思いがあったに違いありません。
小久保玲央ブライアンの両親はどんな人?
画像引用元:Instagram 母親(左)/父親(右)
小久保玲央ブライアン選手の両親は、一般の方ということもあり、名前や年齢、二人の馴れ初めなどの情報は、公開されていません。
ただ、日本に移民してくるアフリカ人の中で、最も多いのがナイジェリア人と言われていることを考えると、おそらく二人の馴れ初めは、日本だったのではないかと思われます。
小久保玲央ブライアン選手の「X」や「Instagram」では、両親の顔写真が公開されているので、こちらで紹介していきます。
ナイジェリア人の父親
画像引用元:Instagram
こちらは、小久保玲央ブライアン選手が、20歳の誕生日にInstagramへ投稿した父親の顔写真です。
SNSの投稿には、「ここまで育ててくれた両親への感謝の気持ちでいっぱいです。」という、両親への感謝の気持ちも綴られていて、小久保玲央ブライアン選手が、両親からの深い愛情を受けて育ったことがわかります。
また、父親の身長は、190cmを超えるとの情報があります。
小久保玲央ブライアン選手の身長193cmは、父親譲りのようですね。
日本人の母親
画像引用元:X
こちらは、小久保玲央ブライアン選手が、20歳の誕生日にXへ投稿した母親との写真です。
優しい笑顔が印象的な写真ですね。
家族へ向けられた母の優しい笑顔は、小久保玲央ブライアンの姉、小久保沙羅ジョイスさんの結婚式でも見られました。
画像引用元:Instagram
母が見せる表情だけで、家族の温かさが伝わってくるシーンですね。
小久保玲央ブライアン選手も、母の優しさや、あたたかさに支えられてきたきたことでしょう。
小久保玲央ブライアンの姉・紗羅ジョイスは元バスケ日本代表候補
画像引用元:Instagram 小久保沙羅ジョイスさん(左から2番目)
小久保玲央ブライアン選手の姉は、バスケットボール元日本代表候補の、小久保沙羅ジョイスさんです。
小久保沙羅ジョイスさんのプロフィールをまとめてみました。
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身長193cmの小久保玲央ブライアン選手に引けを取らない高身長を武器に、中学時代からバスケットボールで頭角をあらわしはじめた小久保沙羅ジョイスさん。
地元千葉県にある、麗澤中学校バスケットボール部に所属していたときに、女子U-16日本代表選手メンバーに選出されました。
中学卒業後は、それまで育った千葉県を離れ、愛知県のバスケットボール強豪校「安城学園高等学校」に入学。
高校卒業後も、「筑波大学」、実業団の「三井住友海上」といった、バスケットボール強豪チームでプレーを続けてきたようです。
《ホームゲームまで、あと89日》
名前:小久保沙羅ジョイス
コートネーム:ナル
学年:2年
ポジション:C
一言:チーム一丸となって勝ちに行きます!応援よろしくお願いします! pic.twitter.com/G1tdeyTS12— 筑波大学女子バスケ部ホームゲーム2019 (@tsukuba_wbbc_hg) June 8, 2015
姉のバスケットボールでの活躍は、小久保玲央ブライアン選手の刺激になっていたに違いありません。
小久保玲央ブライアンの妹は現役バスケ選手
画像引用元:立教大学女子バッケットボール部
小久保玲央ブライアン選手の妹は、現役バスケ選手の、小久保優里マリアさんです。
小久保優里マリアさんのプロフィールをまとめてみました。
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現在所属している、立教大学女子バスケットボールの新メンバー紹介で、「末っ子」と言っていることから、小久保家の三女だと思われます。
画像引用元:Instagram
小久保優里マリアさんは、小学校時代からバスケットボールを始めたようです。きっと、お姉さんの影響が大きかったのでしょう。
小学校6年生のときには、すでに172cmの身長があり、中学生にまじって試合をしていたようです。
地元の柏第四中学校を卒業した後は、姉の小久保沙羅ジョイスさんと同じ、安城学園高等学校に進学しました。
兄、小久保玲央ブライアン選手と同じく、ムードメーカーとしてもチームを支え、常に仲間を鼓舞する存在としてチームに貢献。2023年には、全国高等学校バスケットボール選手権への出場を勝ち取っています。
高校卒業後は、2024年から関東大学女子バスケ連盟1部所属となった「立教大学」に進学。
現在は、新人戦に向けて練習の日々をおくっているようです。
兄と姉の影響を受けながら成長を続ける、小久保優里マリアさんの今後の活躍に期待が高まりますね。
小久保玲央ブライアンのプロフィール
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小久保玲央ブライアンの経歴
小学校1年生のとき、地元千葉にある柏エフォートFCに入団。当時は快速FWとして活躍しました。柏レイソルアカデミーのセレクションに一度は不合格となるものの、その才能と将来性を見込まれ、小学5年生のときに、GKとしてアカデミーに入団します。
その後は、柏レイソルU-15、柏レイソルU-18と、柏レイソルの下部組織でステップアップしていき、2018年に出場したアルカス国際カップで、大会最優秀GKを受賞。
大会での活躍が、準決勝の対戦チーム「SLベンフィカ」の目にとまり、2019年1月、ポルトガル1部のSLベンフィカU-23への移籍を決意します。
2020年、UEFAユースリーグの決勝で、レアル・マドリード戦に出場。試合に敗れるも、大会準優勝に大きく貢献しました。
2020年にベンフィカBへ活躍の場を移したのち、2022年5月、初のトップチームベンチ入りを果たす。しかしその後、トップチームでの出場機会はなく、代表クラスのGKがしのぎを削るSLベンフィカで、厳しい戦いが続いている。
これまで、大きな大会での活躍を転機としてきた小久保玲央ブライアン選手は、2024年に開催されるパリオリンピックで、さらなる飛躍を目指します。
まとめ
今回は、小久保玲央ブライアン選手の家族を紹介してきました。
この記事でのまとめは、以下の通りです。
- 家族構成:父、母、長女、長男(本人)、次女、三女の6人家族
- 国籍:日本
- 両親:父親はナイジェリア人/母親は日本人
- 姉:小久保玲央ブライアン選手の5歳年上/元バスケ日本代表候補
- 妹:立教大学バスケットボール部所属の現役プレーヤー
2024年、パリオリンピックに挑む小久保玲央ブライアン選手は、その意気込みを、次のように語ります。
「日本国民や自分の大好きな家族に一番いい色のメダルを見せたい。(五輪は)自分にとって希望とか、そういう言葉に近い。」
私たち日本国民のために、そして何より大切な家族のために戦うことを誓った、小久保玲央ブライアン選手。
パリオリンピックの大舞台で、歓喜の輪につつまれる瞬間を楽しみにしましょう。