昨シーズン、ベルギーのシント・トロイデンで公式戦32試合に出場した鈴木彩艶(ざいおん)選手。
今シーズン、セリエA昇格組のパルマへ完全移籍の5年契約を締結しました。
そんな鈴木彩艶選手ですが、これまでどのようなクラブに所属していたのでしょうか?
この記事では、鈴木彩艶選手の経歴やプロフィールについて解説します。
Contents
鈴木彩艶の基本情報
まず、鈴木彩艶の基本情報について解説します。
鈴木彩艶のプロフィール
この投稿をInstagramで見る
|
鈴木彩艶選手は、ベセリエAのパルマに所属する日本代表ゴールキーパーです。
190cmと高身長で、身体能力の高さを活かしたセービングを得意としています。
歴代最高の日本人キーパーになることが期待されている注目の選手です。
鈴木彩艶の出身は?
この投稿をInstagramで見る
鈴木彩艶の出身地は、埼玉県さいたま市浦和区です。
さいたま市といえば、鈴木彩艶選手も所属していた浦和レッズの本拠地ですね。
鈴木彩艶選手は、アメリカのアーカンソー州で生まれました。
ただし、出生後すぐに日本に帰ってきており、鈴木彩艶選手にアメリカの頃の記憶はないようです。
英語を話せるようになったのは、プロになってかららしいです。
鈴木彩艶選手は日本の学校にも通っています。
鈴木彩艶の国籍は?
画像引用元:LINE NEWS
アメリカ生まれの鈴木彩艶選手ですが、国籍は日本です。
鈴木彩艶選手は、ガーナ人の父親と日本人の母親の間から生まれました。
そのため、鈴木彩艶選手はハーフです。
日本では両親のいずれかが日本国籍を持っていれば、生まれた場所に関わらず日本国籍を取得できます。
ただし、鈴木彩艶選手はアメリカで生まれており、アメリカ国籍を選択することも可能でした。
アメリカは出生地主義を採用しており、アメリカで生まれた子は自動的にアメリカ国籍が付与されるためです。
しかし、日本代表は国籍が日本の人しか試合に出場できず、鈴木彩艶選手は日本国籍を選択したに違いありません。
鈴木彩艶は日本で育ったため、日本国籍を選択するのは当然ですね。
鈴木彩艶が卒業した角川ドワンゴ高校はどんな学校?
【#アスリートクラス 特別プログラム】
N高2020年度卒業生 鈴木彩艶さん(サッカー日本代表 U-24)より、N/S高 アスリートクラス生へメッセージをいただきました。
「将来の夢を明確にする」#N高 #S高 #鈴木彩艶— N高等学校・S高等学校【全国69キャンパス】 (@nhigh_info) September 9, 2021
鈴木彩艶選手が卒業した高校は、角川ドワンゴ学園N高等学校です。
角川ドワンゴ学園N高等学校は、全国にキャンパスを置く通信制の高校です。
インターネットを活用した高校で、どこでも好きな時間で授業を受けられます。
現在、同グループのS高等学校と併せて2万人以上の生徒が在学しており、日本一の生徒数を誇る高校です。
鈴木彩艶は、高校生の時から浦和レッズとプロ契約を結んでいました。
そのため、サッカーに専念できる時間を確保できる角川ドワンゴ学園N高等学校を選択したのです。
高校生の時からプロ契約をしていたサッカー選手が通信高校に通うのは、珍しいことではありません。
別の高校ではありますが、久保建英選手や香川真司選手なども通信高校出身です。
プロサッカー選手を目指していた鈴木彩艶選手には、ベストな選択だったと言えますね。
鈴木彩艶の経歴
鈴木彩艶選手の経歴について解説します。
鈴木彩艶の学歴
鈴木彩艶選手の出身校は以下の通りです。
小学校 | さいたま市立大東小学校 |
中学校 | さいたま市立木崎中学校 |
高校 | 角川ドワンゴ学園N高等学校 |
鈴木彩艶選手は、埼玉県さいたま市で育ち、地元の小学校と中学校に通っていました。
なお、鈴木彩艶選手は小学校から浦和レッズの下部組織に所属していたため、中学のサッカー部には所属していません。
高校からは、浦和レッズでの練習時間を確保するために通信高校の角川ドワンゴ学園N高等学校に進学しています。
高校卒業後はプロに専念しているため、大学には通っていないと思われます。
鈴木彩艶のクラブ経歴
鈴木彩艶選手のクラブ経歴は以下の通りです。
小学校低学年 | 浦和大東サッカースポーツ少年団 |
小学5年生~ | 浦和レッズジュニア |
2015~2017年 | 浦和レッズジュニアユース |
2018~2020年 | 浦和レッズユース |
2019~2020シーズン | 浦和レッズ(2種登録) |
2021~2023シーズン | 浦和レッズ |
2023~2024シーズン | シント・トロイデン |
2024シーズン~ | パルマ |
鈴木彩艶選手は、幼稚園の時にサッカーを始め、小学校低学年では地元の浦和大東サッカースポーツ少年団でプレーしていました。
小学5年生になると、セレクションに合格し、浦和レッズジュニアに入団します。
その後は浦和レッズの下部組織に昇格し続けて、2019年2月に浦和レッズユース在籍中に2種登録選手としてトップチームに登録されます。
鈴木彩艶選手がトップチーム登録した年齢の16歳5ヶ月11日は、クラブ史上最年少記録です。
結局、高校在学中は公式戦に出場しませんでしたが、2021年3月のルヴァンカップ湘南戦でプロデビューしました。
初出場することができました。
継続してがんばります!
応援ありがとうございました❗️ pic.twitter.com/fcaZOugR5j— 鈴木彩艶/Zion Suzuki (@SuzukiZion) March 3, 2021
しかし、浦和レッズには元日本代表の西川周作選手が在籍しており、鈴木彩艶選手はなかなかスタメンに定着できませんでした。
ただ、カップ戦や年代別代表での活躍が認められ、プレミアリーグの名門マンチェスター・ユナイテッドFCからの移籍オファーが届きます。
ですが鈴木彩艶選手はオファーを断り、2023年8月にベルギーのシント・トロイデンに期限付き移籍しました。
シント・トロイデンでは2023-24シーズンの公式戦で32試合に出場し、正ゴールキーパーの座を掴みました。
2024年7月1日からは完全移籍加入しており、正真正銘シント・トロイデンの守護神となっていましたが、セリエA昇格組のパルマへの完全移籍が決定し、現在はパルマの守護神として活躍しています。
鈴木彩艶の日本代表経歴
この投稿をInstagramで見る
鈴木彩艶選手は、中学2年生の時にU-15日本代表に飛び級で初選出されました。
その後も飛び級で年代別の代表に招集されており、以下の大会などを経験しています。
- U-17ワールドカップ(2017年)
- U-20ワールドカップ(2019年)
- U-17ワールドカップ(2019年)
- 東京オリンピック(2021年)
2022年7月には、E-1選手権に招集され、香港戦でA代表デビューを果たします。
香港戦は無失点に抑え、E-1選手権の優勝に貢献しました。
この投稿をInstagramで見る
また、2023年10月にキリンチャレンジカップのチュニジア戦でフル代表デビューし、AFCアジアカップ2023では全試合に出場しました。
鈴木彩艶選手の日本代表経歴を見ると、かなりエリートな経歴であることがわかります。
現在、鈴木彩艶選手は大迫敬介選手や前川黛也選手と日本代表の正キーパーの座を争っています。
鈴木彩艶選手や他の日本人キーパーの選手たちを応援していきましょう。
まとめ
この記事では、鈴木彩艶選手の経歴やプロフィールについて解説しました。
今回、鈴木彩艶選手についてわかったのは以下の通りです。
- ベルギーのシント・トロイデンに所属する日本代表GK
- アメリカのアーカンソー州で生まれ、埼玉県さいたま市浦和区で育った
- アメリカで生まれたが国籍は日本
- 出身校は通信高校の角川ドワンゴ学園N高等学校
- 学生時代は浦和レッズの下部組織でプレーし、浦和レッズでプロデビューした
鈴木彩艶選手は2002年8月生まれで、これからもさらに成長できる選手です。
今後A代表の守護神としての活躍も期待されています。今後の鈴木彩艶選手の活躍に期待しましょう。